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横主管の洗浄

①洗浄箇所に人が入れない場合

ディスポーザ排水は比重の重いものが流れきれず横管へ堆積することで、さまざまな問題を引き起こします。
  1. 逆噴射ノズル付きホースと、エア・ジェットノズル付ホースを固定し掃除口より挿入。
    逆噴射によりエア・ジェットホースを引っ張り、立管上がり部より下流まで進めます。
  2. 意図的に逆噴射で管内に水を溜め、逆噴射ノズルを止めた瞬間にエア・ジェットノズルを噴射させると、 一気に旋回流を引き起こし堆積物を勢いよく下流へ搬送していきます。
②地下ピットの場合
横主管の堆積
  1. 立本管洗浄時には骨、卵の殻等比重の重いものが横主管へ堆積します。
    (各室内枝管の堆積物・立本管に付着している比重の重い物が横主管へ流れ落ち、堆積します。)
  2. 立本管洗浄時、また横枝管堆積物を本管へ搬送すると、比重の重いものが先に落下し水は後から落ちてきます。
    脚部継手部で詰まる危険性があります。
    最初に横主管を洗浄するのも危険防止のためで、5F~8F毎に何度も横主管の洗浄を実施するのも溢水防止のためです。
地下ピット内での洗浄積
天井点検口・掃除口の設置

天井点検口の設置と掃除口

天井横主管の清掃をおこなう上で、掃除口は横主管の脚部継手の近くに設置する必要があります。 また、掃除口下部には点検口が必要です。
エントランス天井やピロティ天井内の天井横引管を清掃する為の掃除口が設けていない場合や、 適切な箇所に掃除口がない場合は、天井に点検口を設け、掃除口の増設が必要です。
掃除口取付と洗浄

設置した点検口より、必要箇所に掃除口を増設し、掃除口より定期的に清掃する必要があります。
掃除口設置の注意点

天井配管スペースの懐が狭く掃除口の設置が困難な場合は開孔部の角度を変える必要があります。 また開孔した穴はストラブなどで塞ぐ仕様とします。
ディスポーザ排水管は、骨・卵のカラ等、比重の重い物が室内横枝管・横主管に堆積することで様々な問題を引き起こします。
各室内枝管の堆積物・立本管に付着している比重の重い物が横主管へ流れ落ち堆積します。
詰り。溢水事故を起こさない(事故防止の)ために、8F洗浄毎に横主管の再洗浄が必要となります。